岡田代表や枝野幹事長も「徴兵制」言及
ところで長島議員は「党政調のチェックもないまま」作られたパンフだ、としているが、民主幹部からはここのところ、このパンフと似たり寄ったりの発言が相次いでいる。
岡田克也代表は6月17日の党首討論で、
「総理ご自身、集団的自衛権の行使という今まで歴代内閣が認めてこなかったことを、国会での議論もなく、国民の理解もなく、内閣の判断だけで閣議決定した。将来の総理大臣が、徴兵制は憲法に合致していると判断して閣議決定する、そのリスクを私は考えたときに、総理のやったことは罪が重いと思うんですよ」
と安倍晋三首相を批判したが、その内容は上記のパンフほぼそのままだ。枝野幸男幹事長も街頭演説などで同様の発言をしているほか、細野豪志政調会長もブログで「将来のことを考えると真剣に警戒する必要がありそうだ」との見方を示している。岡田代表らとしては、上記のパンフはあくまで大真面目な話のようだ。そうなるとなぜ廃棄なのか、こちらも疑問が残る。