長島議員「党政調のチェックもないまま郵送されてしまった」
旧社会党を思わせるようなその論旨に、ネット上では公開当初から「時代錯誤」などと失笑が相次いでいた。党内でもさすがに異論が噴出した様子で、保守系の主張で知られる長島昭久衆院議員は公開翌日の4日昼、ツイッターで問題のパンフがすべて破棄されることに決まったと「報告」した。
「徴兵制云々のビラは、内容的にも問題多く、何よりも党政調のチェックもないまま各総支部に郵送されてしまったプロセスの問題もあり、全部破棄した上で改めて内容を再検討することとなりました」
民主党ウェブサイトでは、問題のパンフに関するページは削除され、公式ツイッターに掲載されていた画像も5日時点で閲覧不可能になっている。正式な発表はないが、少なくともわずか1日でこのパンフは「なかったこと」になったのは間違いない。相変わらずのまとまりのなさを、またしても露呈した形だ。