練馬、板橋で首切られたネコの死骸 続発する残虐行為に「次は...」と不安高まる

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「またこの手の事件か」「人への被害に繋がるシグナル」

   動物虐待は、過去には、人に危害を加える犯罪にも発展している。

   1997年に神戸連続児童殺傷事件を起こした14歳少年は、事件前にネコの首を切るなど動物虐待を繰り返していた。また、2011年に埼玉県内で女子中学生切りつけ事件を起こした16歳少年は、学校にネコの生首を持ってきたともされ、14年に長崎県佐世保市で女子高生殺害事件を起こした16歳少女は、ネコを殺して解剖していたと報じられている。

   今回の動物不審死続発を受け、ネット上でも、今後に懸念する声が出ている。

「またこの手の事件か」「人への被害に繋がるシグナル」「早めに捜査して最悪の事態を未然に防げると良いが...」

   神戸の事件を起こした「元少年A」が6月11日に出版した手記「絶歌」でネコ虐待のことも触れていることから、板橋区の今回の事件について、「出版が影響しているのか?」「模倣犯じゃなきゃいいけど」といった声も漏れていた。

   板橋区の生活衛生課では、取材に対し、「警察からは、練馬などの事件についても関連性を調べると聞いており、状況を注視しています。不安を解消するために、お知らせをしたり見回りを強化したりして、区民に注意を呼びかけています」と話す。

   練馬区教委の教育指導課では、「開進第3小のケースは、目立った外傷がなく、交通事故の可能性もあると聞いています。板橋からの情報はありませんが、練馬区内ではその後、動物の不審死などは聞いていません」と言っている。

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