放送作家の鈴木おさむさん(43)がブログで、妻でお笑いトリオ「森三中」大島美幸さん(35)の出産シーンがテレビで放送されることを明かした。大島さんは子供を産む瞬間の自身の顔を撮影するため、CCDカメラ付きのヘルメットを被って出産に臨んだ。
これがリアクション芸人としての生き様であり、芸人は凄い、母親は凄いということ視聴者家族に感じてもらいたい、などと鈴木さんは説明したが、「出産まで芸にするのは気持ち悪い」といった感想もあり、ネットでの評判はあまり芳しくない。
芸人だから商売道具のCCDカメラ付きヘルメットを被った
鈴木さんは2015年6月29日付けのブログで、15年7月5日に放送される日本テレビ系バラエティー番組「世界の果てまでイッテQ!」で大島さんの「出産物語」が放送されると告知した。大島さんは、自分はリアクション芸人だから一番の商売道具であるCCDカメラ付きのヘルメットを被りたいと申し出て、陣痛が起きてから出産するまでの自分の顔を撮影した。鈴木さんは、
「芸人として。母親として。妻は出産を経験しました」
と綴った。ヘルメットがあったおかげで大島さんは出産に集中することが出来て安産だったそうだ。
「子供を産むことのすごさ、素敵さ、そして芸人ってすごい。母親ってすごいってことを家族で見て感じてもらえたりしたら、それは今まで誰もやったことがないのではないかと思っています」
実は、6月28日放送の「イッテQ!」では予告編が流れ、
「不良とかになってしまった時とか、お母さんはあなたを命がけで産んだんだよ、っていうのをちょっと見せてあげたいなと思います」
というインタビューと、分娩中なのだろう苦しそうな表情が映っていた。
鈴木さんのブログに対しネットでは、他人の出産などは見たくはないし、それを芸と結び付けるのは変だ、などといった反発が起きている。