東海道新幹線放火 死亡の男は都内の71歳か

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   2015年6月30日午前、神奈川県小田原市を走っていた東海道新幹線「のぞみ」の車内で火災が発生し、男女計2人が死亡した。死亡した男が焼身自殺を図ったとみられている。

   報道などをまとめると、30日11時半ごろ、先頭車両の1号車にいた乗客の男がポリタンクの中から油のようなものをまき、自分もこれをかぶってライターで火をつけた。火はすぐに消し止められたが、液体をかぶった男は死亡し、煙を吸い心肺停止だった50~60歳位の女性客も搬送先の病院で死亡が確認された。他に少なくとも10人以上の乗客が重軽傷を負ったという。

   男は、所持品などから東京都杉並区に住む71歳とみられており、県警は身元確認を進めるとともに現住建造物等放火の疑いで捜査を進めている。

   なお、複数メディアが伝えている目撃者情報によれば、男は火をつける前、近くにいた乗客のもとへ行き「お金をあげる」などと話しかけ、通路をうろうろしていたという。液体をかけ始めた際、乗客が「やめなさい」と制止すると、男は「あなたも危ないから逃げなさい」と言ったという。

   JR東海によると、東海道新幹線は14時9分に運転を再開した。

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