韓国人気チェーン「KyoChonチキン」9月に上陸 「逆風」の日本でやっていけるのか?

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「ケンタッキーですらコンビニチキンに押されているのに・・・」

   その一方で、「KyoChonチキン」の日本進出を疑問視する声も少なくない。

「鶏肉は韓国産なんだよな。鳥インフルとかMERSとかって、大丈夫なのかな?」
「いまクオリティーの低い韓国産をわざわざ買って食べる気にはならん」
「日本じゃケンタッキーがシェアもってるからな。後発は不利なジャンルだ」
「考えたなw六本木は外国人のメッカだから、外国人になら受け入れられるとか狙ったんだろうさ」
「ケンタッキーですらコンビニチキンに押されているのに、これじゃ過当競争だろ。マネできないくらいおいしくて安いを実現できるの?」

といった日本での定着を心配する声や、なかには韓国で流行しているMERS(中東呼吸器症候群)を危惧する声もある。

   日本進出を果たした韓国のフライドチキンブランドには、ジェネシスBBQグループが運営する「BBQ」がある。2014年7月に、東京・渋谷に直営店をオープンした。BBQは秘伝のスパイスと「オリーブオイルで揚げる」という、ヘルシー&リッチがこだわり。日本を含め世界57か国、3750店舗を展開する、韓国1位のチキンフランチャイズブランドとされる。

   ただ、その後はさっぱりの様子。当初、BBQは「1年以内に20か店」を目標としていたが、現在のところ渋谷店と新大久保エクスプレス店の2か店にとどまり、出店ペースは鈍い。

   BBQに限らず、韓国企業は全体的に急激な円安の進行による価格競争力が低下や韓国内での消費低迷で業績が悪化している。加えて、日韓の政治的な関係の悪化などで、韓国製の人気が下がっていることもあり、なかなか厳しい状況のようだ。

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