自民党内の勉強会「文化芸術懇話会」で、出席した議員が「マスコミを懲らしめるには広告料収入がなくなるのが一番いい。経団連に働きかけてほしい」などと主張したとされる問題で、菅義偉官房長官は2015年6月26日午後の定例会見で、事実関係については未確認だとしながらも、
「今報じられていることが事実だとすれば、そうしたことについてはどう考えても非常識だと思う。ただ、そういうことを含めて少なくとも(会合に出席していた議員も)国会に国民の皆さんから審判を受けて来た人ですから、自らの発言には責任を持つべきだと思う」
と発言を批判した。
「自民党の先輩議員」としての意見を聞かれると
「個人的に聞かれれば、誰から見てもそう(非常識だと)思うのが自然」
と述べる一方、
「政府としてのコメントは控えたい」
とも繰り返した。