ナイナイ岡村、批判者に「お前ら関係あらへんがな!」 「裏方軽視」騒動の広瀬すずを擁護

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   テレビ番組の裏方スタッフを軽視するような発言をしたことで「炎上」してしまった女優の広瀬すずさん(17)に、芸能界から擁護の声が続々と上がっている。

   お笑いコンビ「ナインティナイン」の岡村隆史さんは、2015年6月25日放送の自身のラジオ番組「ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン」(ニッポン放送)で、「かわいそうに」と広瀬さんに同情を寄せた。

  • 広瀬すずさん(2015年4月撮影)
    広瀬すずさん(2015年4月撮影)
  • 広瀬すずさん(2015年4月撮影)

「照明さんが『このやろー!』って言うんやったら分かるけど」

   広瀬さんは、18日放送の「とんねるずのみなさんのおかげでした」(フジテレビ系)に出演した際、照明や音声のスタッフについて「どうして生まれてから大人になった時に照明さんになろうと思ったんだろう?」「なんで自分の人生を女優さんの声を録ることに懸けてるんだろう?って考えちゃう」などと発言した。

   MCの石橋貴明さんと木梨憲武さんはこれに大うけ。広瀬さんも2人の反応を見てか、続けてスケジュール担当やロケバス運転手についても「どうして?」とトークを展開してみせた。

   だが放送後、視聴者らからは「裏方スタッフを軽視している」といった批判が上がり、インターネット上で騒動に。19日夜、広瀬さんはツイッターとブログで謝罪した。

   岡村さんは25日のラジオで、未だバッシングに晒されている広瀬さんを「ちょっと盛り上げよう思って言うただけの話やんか、かわいそうに」「そのへん分かってあげたらええのに」と擁護した。

   そして、批判している人たちを「お前ら関係あらへんがな!」と一蹴。

「そう言うてるあなたの仕事は何?って俺いつも思う。その場の照明さんが『このやろー!』って言うんやったら分かるけど、騒いでる人たちは何なの」

と不快感を示した。広瀬さんについては謝罪する必要はなかったのでは、としつつも「でもイメージ商売やからね。大変やね」と若手女優としての立場を慮った。

伊集院光「職人のおっさんたちは、そんなの慣れっこ」

   お笑いタレントの伊集院光さんも22日放送の「伊集院光 深夜の馬鹿力」(TBSラジオ系)の中で

「正直な話、ディレクターとアナウンサー以外でラジオ局やテレビ局に志望して入ってくる人って、やっぱり分かんなかった」

と若いころには同様の考えを抱いていたことを明かし、理解を示した。

   伊集院さんは仮に17歳くらいの子から「テレビの方がギャラも良く有名になれるのに、なんでラジオなのか」と聞かれたとしても、「全然腹は立たない」という。そこに行きつくまでの「色々」は「17の子には分からない」というのだ。

   その上で、広瀬さんの発言を受けたスタッフの心境については、「職人のおっさんたちは、そんなの慣れっこだから。『そりゃ、お嬢ちゃんたちにはわかんないよね』っていうこと」などと分析した。

   20日には、お笑いコンビ「NON STYLE」の井上裕介さんもツイッターで「そんなに厳しくないとダメなのかなぁ!?」「オンエアになってるってことは、その場にいた演者、スタッフさんが不快になってないってことだと思うんだけどなぁ」と擁護。「尾木ママ」こと教育評論家の尾木直樹さんもブログで「うっかり軽率発言でも自分で気付いたら謝罪する これはどんな人にも大切だと思います」として、広瀬さんの対応を評価した。

   ただ、こうした声が相次ぎながらも、インターネット上では未だ「鎮火」には至っていない。それどころか騒動の渦中に、人気漫画「ちはやふる」の実写映画で主演を務めることが発表されたため、これと関連づけて「ミスキャスト批判」を展開する人もいる。

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