テレビ番組の裏方スタッフを軽視するような発言をしたことで「炎上」してしまった女優の広瀬すずさん(17)に、芸能界から擁護の声が続々と上がっている。
お笑いコンビ「ナインティナイン」の岡村隆史さんは、2015年6月25日放送の自身のラジオ番組「ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン」(ニッポン放送)で、「かわいそうに」と広瀬さんに同情を寄せた。
「照明さんが『このやろー!』って言うんやったら分かるけど」
広瀬さんは、18日放送の「とんねるずのみなさんのおかげでした」(フジテレビ系)に出演した際、照明や音声のスタッフについて「どうして生まれてから大人になった時に照明さんになろうと思ったんだろう?」「なんで自分の人生を女優さんの声を録ることに懸けてるんだろう?って考えちゃう」などと発言した。
MCの石橋貴明さんと木梨憲武さんはこれに大うけ。広瀬さんも2人の反応を見てか、続けてスケジュール担当やロケバス運転手についても「どうして?」とトークを展開してみせた。
だが放送後、視聴者らからは「裏方スタッフを軽視している」といった批判が上がり、インターネット上で騒動に。19日夜、広瀬さんはツイッターとブログで謝罪した。
岡村さんは25日のラジオで、未だバッシングに晒されている広瀬さんを「ちょっと盛り上げよう思って言うただけの話やんか、かわいそうに」「そのへん分かってあげたらええのに」と擁護した。
そして、批判している人たちを「お前ら関係あらへんがな!」と一蹴。
「そう言うてるあなたの仕事は何?って俺いつも思う。その場の照明さんが『このやろー!』って言うんやったら分かるけど、騒いでる人たちは何なの」
と不快感を示した。広瀬さんについては謝罪する必要はなかったのでは、としつつも「でもイメージ商売やからね。大変やね」と若手女優としての立場を慮った。