「結構かわいかった。残念です」の声も
その一方、「結構かわいかった。残念です」という声や、販売停止を求めるユーザーの一部がリストカット後の生々しい写真を投稿している点に触れ、「リスカなんてファッションで上等」「どっちもどっち」と見る向きもある。双方に分かれ、ツイッター上で賛否両論の議論となっている。
こうした流れをうけ、同店は6月25日、リスカバングルの販売経緯やデザインについてツイッターで説明した。
切り傷は本物でなく特殊メイクで作った絵で、リストカットを誘発しようとする意図はなく「キャラクターになりきり、共に戦う気分になることで少しでも気持ちを強く持てる方がいるのではないかと考えた」としている。しかし結局、26日には販売中止を発表。
mSTさんは26日のブログで、「この企画立案をした私自身も通院を11年間続けている当事者です」と明かしつつも、「リストカットがファッションの様に扱われると大勢心外に思われている方々がいらっしゃるのは事実であり、認識が甘かったと痛感致しました。『傷をリアルに表現しすぎた』事も大きく原因として取り上げられました」と謝罪した。