「1人焼肉」客、トイレに行ったら荷物が捨てられていた 安楽亭が店員のミス認め、再発防止策

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   「1人焼肉」を楽しんでいた客が、トイレで席を離れた際にテーブルを片付けられ、さらに私物をすべて捨てられたとツイッターで不満をぶちまけ、ネットで話題を集めている。客への同情とともに、店の対応を非難する声が高まっている。

   そうした中で、店側はJ-CASTニュースの取材に、接客時にミスがあったことを認め、再発防止に取り組むと説明した。ただ、私物をすべて捨てられた、という記述には誤解があると釈明している。

  • 「安楽亭」は店員にミスがあったと認めた
    「安楽亭」は店員にミスがあったと認めた
  • 「安楽亭」は店員にミスがあったと認めた

「帰ってきたらテーブルの上ぜんぶ片付けられていた」

   思わぬ災難にあったのは、焼肉チェーン「安楽亭」を訪れた、1人の客だ。この客のツイッターによると、2015年6月21日、神奈川県内の店舗で食べ放題を注文したそうだ。

   当初は「ひとり焼肉にきた!」と喜び、網の上で肉を焼いている写真をつけて

「ひとり焼肉はじまり!」
「テンションあがるー」

と実況報告しながら、1人焼肉を満喫していた様子だった。

   しかしデザートの杏仁豆腐を頼んだという報告からツイートが途絶え、およそ30分後に、

「食い放題の最中にトイレ行って帰ってきたらテーブルの上ぜんぶ片付けられていた」
「俺の私物の漫画とタバコはゴミ箱の中に捨てられていた」
「なんかもうションボリしちゃって帰ってきた」

と意気消沈した様子でつぶやいた。

   ネットではあまりに気の毒だと同情の声が高まり、

「文句言っていいレベル」
「これで店側が謝罪しなければ絶対に行かない」
「なんてひどい店でしょう」

など、安楽亭を非難する意見があふれた。

店側はミス認めるも誤解あったと説明

   安楽亭本社はJ-CASTニュースの取材に、「店員のオペレーションにミスがあった」と店側の落ち度を認めた。

   本来、食べ放題を注文した客には制限時間30分前にラストオーダーを確認し、最後のメニューを配膳する際に伝票を渡さなければならない。しかしこの時、店はランチ客でにぎわい忙しく、店員はすでに伝票を渡しているのかを確認せずにテーブルの片付けをしてしまったのだという。

   ただ、客の「漫画とタバコはゴミ箱の中に捨てられていた」という部分には誤解があるという。たばこの空箱は捨てたが、漫画とライターは客に返却したそうだ。漫画はレジ横の台に置いていたが、近くにゴミ箱があったため、捨てられていたと勘違いされたのかもしれない、と説明した。

   なお6月25日12時現在で、客本人から店舗や本社に問い合わせは来ていないという。もし連絡があった場合は誠実に対応するとし、

「今後トラブルがあった場合は1つ1つ真摯に対応し、再発防止に努める」

と話している。

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