砂漠に落ちていたり、空から降ってきたり...
実は、海外でも過去に同じような物体が見つかっている。2013年2月2日付け英デイリー・メール電子版によると、米アリゾナ州南東部の砂漠地帯で、通りかかった人が透明な紫色の球体を大量に発見した。球体はなぜか砂漠の中の一か所に固まり、太陽光をうけて光っている。現地のローカルテレビ局も現地にスタッフを送り、特集を組んだ。触感は「ねばねばしたビー玉」のようで、潰すと中から水が出たという。専門家や視聴者からは「粘菌か、シロキクラゲの一種」「植物に水を与えるのに使われるビーズ」とさまざまな意見が出されたものの、未だ正体不明だ。
空から落ちてくるパターンもある。12年1月27日付け英BBC電子版によると、イギリス南西部の都市で、ゼリー状の透明な球体が雹とともに空から降り注いだ。球体は無臭で、触るとすぐに崩れてしまう。09年9月8日付けのタイの地方紙「プーケットガゼット」電子版も、プーケットで起こった同様の現象を伝えている。落下物は直径1センチほどで、ニオイはしなかったそうだ。しかし、いずれのケースも正体は分かっていない。
また、隕石の落下後には、謎の透明な物体「スターゼリー」が発見されるという噂がネット上などでまことしやかに語られている。
写真も数多く投稿されており、13年2月18日付け英デイリー・メール電子版によると、同月ロシアのチェリャビンスク州に巨大隕石が落下した際には現地で見つかっていたらしい。