神奈川県座間市で、謎の物体が発見された。見た目は透明でビー玉のよう。触ると弾力を感じられるらしく、ネット上で「謎のプニプニ」と話題になっている。
成分は分からず、正体不明のままだが、海外では同じような物体が過去に見つかっている。
座間市「市民からの情報は何も入っていない」
2015年6月20日、神奈川県座間市の駐車場の地面に、キラキラと光る物体が散乱しているのを近くの住民が見つけた。透明な球体で、触ると柔らかく、手で押すと簡単に潰れてしまう。
その正体について「ジェル型芳香剤では」、「観葉植物に使うゲルボール」「水生昆虫の卵」など諸説分かれているという。
ネット上では、
「ぷにぷに何だろう」
「プニプニと聞いては黙っていられない」
と注目された。ツイッターの検索窓に「謎の」と打ち込むと、即座に「謎のプニプニ」という言葉が出てくるほど話題が拡散している。
気になる正体とは何か。TBSのニュースでは、取材スタッフが現地で「謎のプニプニ」を触る様子も映像で公開されている。
「候補」となった園芸用の給水ポリマー(ゲルボール)とジェル型芳香剤を入手し、映像の物体と比較した。どちらも見た目、触感はほとんど変わらないようで、力を加えて押すと潰れてしまう。園芸用の給水ポリマー、ジェル型芳香剤、どちらでもおかしくない印象を受けた。
「謎のプニプニ」の存在を市役所は把握しているのか。取材したところ、「市民からの情報は何も入っていない」という。