AKB48の柏木由紀さん(23)が2015年6月22日夕方、東京・秋葉原のAKB48劇場で久々に臨んだ公演冒頭、突然涙を流して歌えなくなるというハプニングがあった。
柏木さんは人前で涙を見せることはほとんどなく、自らの感情が「あんまり涙につながらないタイプ」と自己分析するほどだ。それだけに、ファンの間には驚きが広がっている。
悔しいの感情でも嬉しいの感情でも、あんまり涙につながらないタイプ
柏木さんに異変があったのは、公演1曲目の「初日」という曲の中盤だ。柏木さんはマイクを持った左手で目頭を押さえ、一瞬右手で涙をぬぐった。涙がこぼれないようにするためなのか、直後に天を仰ぐ仕草をした。
柏木さんが人前で涙を見せるのは珍しい。柏木さんは6月2日に行われた「AKB48選抜総選挙ミュージアム」のイベントでは、総選挙への意気込みを書く絵馬に「泣きたい」と書き込み、
「総選挙のスピーチで、ほぼ全員泣くじゃないですか?私、1回も泣いたことがなくって...。悔しいの感情でも嬉しいの感情でも、あんまり涙につながらないタイプなんですよ。今年はいい結果を残して、うれし泣きしたい」
などと解説するほどだ。
柏木さんは6月6日の開票イベントで2位にランクインした際のスピーチでは、感極まって一瞬言葉に詰まる場面はあったが、涙は見せなかった。