今後は検討するも、CMは続ける考え示す
投書では、「問題なのは、なでると無条件に喜ぶ愛玩動物のように女の子を見ている視点だ」と指摘し、「テレビCMに疑問を感じている」と明かした。この塾講師女性は、「私は塾で小・中学生を教えているが、褒める時に頭をなでたりしないし、塾も生徒の体に触れることを当然禁止している。学校現場でも生徒の頭を安易になでると問題になることがある」として、「不快感を覚える人もいるだろう」とも言う。そのうえで、企業はCMの是非を考えなかったのだろうかと疑問を投げかけていた。
この投書も、ネット上では話題になった。
その内容に共感する声も出ているが、一方で、「投書のような過剰反応は気持ち悪い」「これは言いがかりだと思う」「あくまでただのゲームだよ コレ」「現実と虚構の区別も出来ない」といった異論も多く出ていた。
投書について、コロプラの広報担当者は、取材に対してこう答えた。
「どんな内容を流しても、視聴者のみなさま全員を納得させるものはできません。不快に思われる方もいらっしゃると理解しており、投書の意見はありがたく受け止めますが、それだけでCMを変えてしまうことはないです」
ツイッターなどで相次ぐ疑問や批判については、「弊社として個々にどう考えるかということはありませんが、1つの参考として今後のことを検討したいと思っています」とした。ただ、会社には、電話やメールで直接反応が来ているとは聞いていないといい、ゴールデンタイムにも流れている可能性は認めながらも、CMは続けていきたい考えを示した。