「反日」の急先鋒、韓国大手紙に変化 2紙が関係悪化は「韓国にも責任」

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中央日報「両国の指導者の責任が最も重い」

   中央日報も、

「片方だけの責任とはいい難い。軽重の差はあっても双方それぞれの責任だ。この状況になるまで放置してきた両国の指導者の責任が最も重い」

と論じた。従軍慰安婦問題については東亜日報よりも柔軟姿勢で、

「国家次元で日本が責任を認めて謝罪し、補償するならば韓国もこれ以上再論しないという線」

で妥協が可能だとの見方を示した。中央日報は6月21日の社説でも、

「国内政治と支持層を意識した末に民族主義的ポピュリズムから抜け出せないまま世論の顔色をうかがうのに汲々としたという感じを消すことはできない」

と、両国の指導者の責任を指摘している。ただ、メディア側、とりわけ韓国側がポピュリズムにおもねって日本を感情的に批判する紙面を展開し、部数やページビューを得てきたという批判は根強い。それだけに、中央日報の主張は「ブーメラン」にもなり得る。

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