日本では「歩きスマホ」で3人に1人がぶつかりそうになった経験
こうした取り組みは日本のネットユーザーの間でも話題を集めた。ツイッターなどを見ると「斬新だな」「意外といいかも」と好評で、「日本でもやったら面白そう」という声が上がっている。
背景には、歩きスマホをめぐる事故が増えていることもありそうだ。東京消防庁のまとめでは、歩きスマホが関係した事故で緊急搬送された人は10年の23人から13年36人と毎年増加している。13年には気付かず踏切内に入り、電車にはねられる事故が起きている。
また電気通信事業者協会が15年1月に発表した調査では、歩きスマホをしていて人にぶつかった経験がある人は4.5%。ぶつかりそうになったことがある人は33.7%でおよそ3人に1人の割合だ。