バンジージャンプができなかったアイドルグループ「HKT48」の矢吹奈子さん(14)に対し「プロ意識がない」「もう帰れよクソガキ!」などと激しい批判が向けられている。
テレビ番組内の罰ゲームだったが、直前に泣き出してしまい飛ぶことができなかった。バンジージャンプは大人でも飛べない人がいるほど恐怖心にかられる。まして14歳、無理もないとも思えるのだが。
「ママに、生きて帰って来てね、と言われた」と怯える
矢吹さんが出演したのは「AKB48」グループメンバーが出演する日本テレビ系バラエティー「AKBINGO!」。2015年6月10日と17日、「AKB48」メンバーと「HKT48」メンバーによる野外での勝ち抜きゲーム大会が放送された。最下位になると、罰ゲームとして下に川が流れる高低差42メートルのバンジージャンプをしなくてはいけない。かなり過酷のようにも思えるが、出演していた今売出し中の若手メンバーにとっては、自分をアピールできる美味しい状況になる。10日の放送では矢吹さんと同じ年で「HKT48」メンバーの田中美久さんがバンジーをやり、
「寿命が1年延びた。もう1回飛びたい」
とはしゃいでいた。しかし矢吹さんはゲームが始まる前から「ヤバイ、ヤバイ」などと呟きながら仲間たちと離れて歩き、「ママに、生きて帰って来てね、と言われた」などと怯えていた。ゲームに負けてジャンプ台に立った時には顔面蒼白の放心状態。それが10分ほど続き、とうとう泣き出し飛ぶことはできずにギブアップした。
「死にそうな顔してる子供に飛べって言う方が頭おかしいよな」
番組の続きは17日に放送された。矢吹さんはまたゲームに負け、飛ぶことになった。以前のギブアップから4時間後のことだという。出演したアイドルは10人ほど、ギブアップしたのは矢吹さんただ一人。2回目だから大丈夫だ、などとメンバーが励まし、矢吹さんがジャンプを練習する様子も放送された。余裕を見せてジャンプ台に立ったのだが、足がすくみ大粒の涙が。そして、
「危ない。やっぱ怖いです。本当に無理です。怖い。無理・・・・」
と再びリタイヤすることになった。
2週続けのギブアップを見ることになったAKBファンは怒り心頭に発したようだ。ネットには、
「これほどまでに使えないとは」
「もう帰れよクソガキ 甘やかすな」
「もっとプロ意識を持って一つ一つの仕事で結果を残していかないと」
などといったコメントが並ぶことになった。
もっとも、まだ14歳、可哀そうではという声も目立つ。
「冷静に考えると飛びたくないって死にそうな顔してる子供に飛べって言う方が頭おかしいよな」
「13歳の女の子がバンジー飛べずに泣いたってええやん」
「許してやれよ 唇が土気色してたからさ」
「子供叩いてなにが楽しいの?」