JFAは慎重姿勢だが・・・
もし再投票となった場合、日本は22年の開催に向けて手を挙げるのだろうか。
JFAの大仁邦弥会長は6月8日、報道陣の質問に「(2020年に)東京五輪もあるし、国内事情も考えないと」とコメント。また元FIFA理事で小倉純二名誉会長は9日、まだはっきりしたことは分からないと断り、「現時点ではまだ早すぎるし、もう少し待っていただければ」と話したという。いずれも慎重姿勢だ。
ただ、日本は韓国との共催ながら02年にW杯を開催した実績があり、スタジアムやインフラが充実し、開催コストが低く抑えられるセールスポイントがある。
またロシアやカタールが選出された当時には決まっていなかった、東京五輪の開催も後押しになりそうだ。新国立競技場の建設など、さらにスポーツ関連のインフラが整えば大きな強調材料になるからだ。
すでにJFAは2023年の女子W杯の招致に向けて意欲を見せている。もし実現すれば、2年連続で男女W杯開催もありえない話ではない。