「爆売れ」の元少年A手記、書店は対応に苦悩 「通常通り」「販売せず」「注文販売だけ」...

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図書館も対応に悩む

   対応に苦慮しているのは書店だけではなく、図書館も同じだ。

   兵庫県立図書館では被害者遺族の人権や心情に配慮し、貸し出しを制限する方針を決めた。神戸新聞などによると、同図書館では開架はせずカウンターで管理し、研究目的などの場合に限り館内限定で閲覧を認めるという。購入は1部のみ。複写も認めない方針だ。県内の神戸市立中央図書館は近く対応を決める予定という。

   インターネット上では「買うかわりに図書館で借りよう」という声も多く目にする。ちなみに東京都内の図書館(都立、区立、市立)の蔵書検索では18日昼時点で、「絶歌」は1冊もヒットしなかった。それぞれ購入しない方針なのか、入荷待ちなのか、検討中なのかは不明だ。神奈川県内の複数市の図書館でも蔵書検索を行ったところ、横須賀市でヒットした。同市図書館では4冊購入予定で、18日17時半時点で111件の予約が入っている。

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