手記出版の元少年A、「妻子持ち」だった? 根拠不明の情報がネットで拡散中

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元少年A「(女性を)好きにならないよう警戒していた」?

   そもそも加害男性が結婚したという話は、手記発表前から存在したウワサの一つだった。社会復帰した04年以降、ネット上には、

「ファンである女性と結婚した」
「既に結婚して子供もいるって。奥さんも事件の事は了解してるって」

といった書き込みが上がるようになっていたが、当時も根拠は示されていなかった。

   「絶歌」の担当編集を務めた太田出版の落合美砂さんは16日発売の「FLASH」に対し、

「彼は人と親しくなることを警戒しています。親しくなると、その人に対して、自分が殺人者であることを隠すことに耐えられなくなるからです。女性にも同じ。好きにならないよう警戒していた。禁欲的な生活です」

ともコメントしている。ウワサの真相は不明なものの「妻子持ち」の可能性はかなり低そうだ。

   なお、ネット上ではこの他にも「岡山にいるらしい」「愛媛にいるって」「福井市に居るってウワサ」などという居場所に関する情報や、出生に関する情報が駆け巡っているが、いずれも根拠は不明である。また1969年に起きた「サレジオ高校首切り殺人事件」の加害男性(当時15)と混同し、「弁護士になったんじゃなかったっけ?」などとする書き込みもみられる。

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