防犯カメラの「痴漢容疑者」画像がツイッターに流出 アルバイトも無関係、店主も訝るミステリー

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警察を通じ、何らかの形で画像が外部に流出?

   店舗の店長は、取材に対し、ツイート主のような名前の店員はおらず、ここ数年は同じ都立高校の生徒をアルバイトとして雇ったことはないというのだ。防犯カメラには、操作にカギをかけており、記録ログに再生した形跡もなく、画像が店内から流出することは考えられないとも明かした。

   その説明によると、警視庁荒川署員が6月8日ごろに店を訪れ、近くで痴漢があり、ここで容疑者が買い物をした形跡があるとして、防犯カメラの映像を見せてほしいと依頼した。そこで、映像を見せると、署員は「この男だ」としてカメラで写真を撮って行った。

   店主の主張が間違いないとすると、警察を通じ、何らかの形で画像が外部に流出した可能性が考えられる。店舗には、問い合わせやクレームも来ているといい、店長は、「うちの店員が画像を晒したと言われ、業務妨害を受けている」と怒っていた。

   警視庁の広報課では、取材に対し、「捜査中につきお答えを差し控えさせていただきます」とだけコメントしている。

   「痴漢容疑者」画像を載せたツイート主について、都教委の指導部では、都立高校3年の男子生徒であることを取材に認め、もし「容疑者」の男性がえん罪だったら大変なことになるとして、高校側が15日に本人を指導したことを明らかにした。男子生徒は、コンビニにバイトなどで関わったことはないといい、どこから画像を手に入れ、なぜアップしたのかについては、まだ分からないという。

   一方、都立高校の副校長は、「その件については認識していますが、個人情報に関わりますので、これ以上はお答えできません」と取材に答えた。ファミリーマートの広報グループでは、「現在調査中であり、コメントは差し控えさせて下さい」と話している。

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