橋下徹大阪市長が2015年6月12日、およそ1か月ぶりにツイッターを更新し、民放番組の報道を批判した。
橋下市長は住民投票日の翌日5月18日に支持者へ向けた感謝のツイートをして以降、更新を止めていた。しかし、6月12日に突如「静かにしていたら、またテレビが好き勝手なこと言ってるな」とツイートを再開、情報番組「ちちんぷいぷい」(MBS)の報道に不満をもらした。
やり玉に挙げたのは「最近役所に出てくる日が少なくてやる気がない」という番組側の指摘だ。これに、組織トップの仕事はデスクワークでなく判断と指示だとし、この時期(6月から8月)は例年トップが動かなければならないような案件が少ない時期だと反論した。
そして、12月の市長任期満了で政界引退を表明したことを踏まえ、任期をまたぐような大型の新規改革は指示せずこれまでの改革案件を進める方針を表明した。
最後に、「組織が判断を求め指示を仰いできたときに、それに対応する。それがない場合には、役所には行かない。メールでやれることはメールでやっている」と強調した。