片山さつき氏「グズッ」と涙声
小西氏はその後も手を緩めず、
「先ほど謝罪の言葉をいただきましたけれども、申し訳ございませんが、早口で、書かれているものをお読みになっているように聞こえてしまいました」
として片山氏に「自身の言葉で謝罪を」と求めた。起立した片山氏はグズッと鼻を鳴らし、涙声で「これからもあの、ご指導を賜って......、ご指導を賜って職責を果たして参りたいと思います。本当に申し訳ありませんでした」と述べ、6秒ほど頭を下げた。これに小西氏は「深く深く猛省をお願いをいたします」と強く忠告していた。
小西氏の徹底した追及ぶりは、当時大きな注目を集めた。それだけに今回の一件を受け、インターネット上では「すごいブーメランだな」「これは恥ずかしい」などと失笑を買ってしまっている。
なお小西氏は6月9日の同委員会で、中谷元防衛相の秘書官が「憲法違反」の答弁を補佐しているとして「憲法違反のお先棒をかつぐような官僚の皆さんは絶対に許さない。政権を奪い返してから、必ず皆さんを処分する」と発言し、物議を醸したばかりだ。