繁華街での「ナンパ」は禁止すべきなのか ネットで大激論、「道も聞けない」と反発する声も

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「つきまとい行為」で捕まるケースもある

   もちろん、いかなるナンパも法に問われない、というわけではない。場合によっては行為自体が軽犯罪法や各都道府県の迷惑防止条例で禁止される「つきまとい行為」に該当することもある。

   つきまとい行為を巡っては14年5月、新宿3丁目で女性をつけ回した朝日新聞長野総局の記者(35 当時)が東京都迷惑防止条例違反の疑いで警視庁に現行犯逮捕された。ナンパ行為だけで逮捕される可能性もゼロではない。

   また、クラブやゲームセンターなど不特定多数が集まる店舗の一部は、客同士のトラブルを防ぐため「ナンパ禁止」を掲げているようだ。

   ただ、やはり声をかけるだけで違法と認定するのは困難のようだ。法律ポータルサイト「弁護士ドットコム」には、ナンパに関するおよそ30件の相談事例が掲載されているが、回答を寄せた弁護士の多くが「声かけ自体が違法になる可能性は低い」との認識を示している。

   ちなみに、「月間新規60人とナンパでSEX」を謳いナンパテクニックを事細かに指南する、ある人気ブログは「法律を守る」「女の子に嫌な思いをさせない」「違法行為をしていない証拠を残す」の3点を逮捕されない為の注意点として挙げている。

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