英俳優のクリストファー・リーさんが2015年6月7日、ロンドン市内の病院で死去した。93歳だった。BBCなど英メディアが報じた。
1958年の映画「吸血鬼ドラキュラ」のドラキュラ伯爵が当たり役となり、ホラー映画のスターとして活躍した。その後も「007/黄金銃を持つ男」の悪役や、「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズの悪の魔法使いサルマン、「スター・ウォーズ」シリーズのドゥークー伯爵など、数々のヒット作で重要な役を演じてきた。
これまで出演してきた作品は250本以上にものぼるといい、09年には英国王室から「ナイト」の称号を与えられた。