「悪意ある推測に基づいて事実を歪曲」と反論
健康側は発表文でも記事内容に「事実誤認」があると反論。「十分な事実確認を行うことさえ怠って、悪意ある推測に基づいて事実を歪曲しながら記事を構成」したと批判する。
人件費は15年度で売上の22%だとし、「17時間ぶっ通し」で働くとされた労働環境については、
「直近3か月の勤務データを慎重に確認いたしましたところ、こうした事例は一例も確認できておりません」
と否定。研修制度は専用の施設で1か月間120時間以上行い、試験も実施しているという。
ネット調査で「減量成功率日本一」を達成した実績を強調し、
「そのことこそ、RIZAPのトレーナー及びトレーナー研修の品質がきわめて高いことの証左であると自負しております」
と主張した。トレーニング法は医師などの監修を受け、「安全性を十分に確保して」いるという。
ただ、返金トラブルや客が脳卒中を起こした事故については言及していない。これらについて問い合わせをしようとしたが、担当者が不在ということで話を聞くことはできなかった。