ホストクラブ一晩で900万円の脇坂女医 運営する美容クリニックが突如閉院、返金騒動

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「別のクリニックで引き継ぐか、お金を返す」

   Ricoクリニックのホームページでは、確かに一時期、「再開院準備室」の電話番号が書かれていた。しかし、現在は、その表示は削除され、「閉院のお知らせ」がトップページに出ている。

   そこでは、クリニックは15年5月末で閉院したとし、前年末の休診から再開院に向けて準備を進めてきたが、「諸般の事情」があったと書かれている。そのうえで、治療費を支払った患者に対しては、「閉院後の未消化分施術の継続につきましては、他院での振替施術を検討しております。返金をご希望の方には対応させていただく所存でございます」としている。ただ、問い合わせ窓口のメールアドレスが書かれているものの、「体制が整い次第ご連絡」としていた。

   クリニックがいきなり休業し閉院したことについて、所属事務所カロスエンターテイメントのマネージャーは、取材にこう説明した。

「美容業界の安売りによる過当競争で、資金が行き詰ったと聞いています。これまでは本人の自己資金でやり繰りしていましたが、新しくスポンサーが見つかったということです。近く再開院し、患者さんの受け入れをするということも聞きました。これまでの患者さんについては、別のクリニックで引き継ぐか、お金を返すこともするということです」

   脇坂英理子さんは14年11月、同じホストクラブに通っていた風俗店従業員の女(23)が「自殺しなければあなた殺される」などとネット掲示板に書き込んだ脅迫事件に巻き込まれている。この女は、警視庁に逮捕され、風俗嬢であることをバカにされたと動機を供述したと報じられたが、クリニック休業は、その影響もあったのか。

   この点については、「メディアが報じたことから、『このクリニックは大丈夫なのか』との声が寄せられ、患者が離れていきました。その影響は大きいと思います」とマネージャーは話した。ただ、風俗嬢をバカにしたかについては、「まったくありません」と否定し、「彼女は、女医になる前はキャバ嬢に憧れていたと言っていますし、むしろ理解がある方だと思います」と説明した。

   脇坂さんは、VIP用の個室でホストと会っていたといい、逮捕された女とは面識がなく、勝手に中傷されただけだとも話している。

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