日本の中学校でも「子どもたちが落ち着かなくなった」
ブームは海を越えて日本にも訪れている。中高生がゲーム中の様子を動画や画像でSNSへ投稿し、「まじでやばい!!!」「やらん方がいい」などと感想を盛んに書き込んでいる。どこからともなく悲鳴が聞こえた、本棚から勝手に本が落ちた、誰のものか分からない髪の毛が動画に映った、など「怪奇現象」とされるものが報告された。
日本でも一部の中学校でちょっとした騒動を引き起こしている。山口県のある中学校は取材に対し、実際に生徒指導をしていると明かした。5月末、チャーリーゲームをするため校内に生徒が集まり、大声や奇声を上げて騒いだという。教師が「学業の場に相応しくない」と注意。罰則はないものの、今もやらないよう呼びかけていると話す。
熊本県のある中学校も「(校内で)流行っている」と明かす。この学校では「子どもたちが落ち着かなくなった」「やっている子達の周りで嫌な思いをする子がいる」として生徒全員に注意したという。
山梨県のある中学校ではチャーリーゲームとの関係は不明ながら、こっくりさんをやる生徒が増えたという。その影響で体調を崩す生徒も現れたため、先週一部のクラスで「(こっくりさんを)やらないように」と注意したそうだ。