「神セブン」入り宮脇咲良「私はAKBを壊したい」
宮脇さんは
「これからは先輩たちが切り開いてくれた道ではなくて、自分たち自身で切り開いた道を歩みたい。来年はあの1位の席に座って、誰も見たことのない新しいAKBをつくりたい。駆け出しの私がこんなことを言うのは生意気で本当に失礼と思うが、私はAKBを壊したい」
と話し、グループの「スクラップ・アンド・ビルド」を意気込んだ。
入賞した人数ベースで見ても、14年に22人だったSKEは26人、12人だったNMBは14人、13人だったHKTは15人と着実に増加している。この煽りを受けたのがAKBで、14年には31人だった入賞者は23人に減少。初めてSKEを下回った。
この3姉妹グループの他にも、「地方」の存在感を印象づけたのが新潟・NGT48の北原里英さん(23)。北原さんはAKB48メンバーとして臨んだ12年の総選挙で13位にランクインしたのを最後に上位16位の「選抜」からは遠ざかっていたが、新グループ立ち上げ要員としてNGTに移籍が決まりファンが奮起。15年は11位にランクインし、3年ぶりの選抜復帰を果たした。北原さんは「胸を張って新潟に行けそうです」と満面の笑みを浮かべていた。
開票イベントは今回が7回目で、首都圏以外で開かれるのは初めて。博多駅内の百貨店では過去の総選挙の写真展やメンバー直筆の立候補ポスター展が開かれ、多くの買い物客が足を止めていた。博多駅や福岡空港では「推しメン」の名前入りの衣装をつけた人も散見された。