ツイッターには批判殺到
一方、ツイッターアカウントではまったく違う反応が寄せられている。
「弁明はいい。自分の立場もわきまえずによくそんな酔えますね」
「あなたの信念に共感して一票を投じた者として、裏切られたとの思いしかありません」
「社会人としてもう一度やり直しな」
など厳しい意見ばかりだ。中には議員辞職を迫るものまであった。
政治家が不祥事を起こした際、フェイスブックなどのSNSに批判が殺到し、炎上することはめずらしくない。ショーパブに行って翌日の国会審議を欠席した元維新の党の上西小百合氏の場合は、フェイスブックの投稿記事が大炎上。関係のない記事にまで飛び火し、次々削除する羽目になった。
男子フィギュアスケート高橋大輔さんへのキス強要疑惑があった自民党の橋本聖子氏も同様で、フェイスブックに批判が殺到した。最終的にアカウントごと削除する事態になった。
では、なぜ後藤氏は炎上しなかったのか。批判コメントなど不都合なものは削除したのだろうか。
事務所はコメント削除について「100%していません」ときっぱり否定するが、後藤氏だけが炎上を免れたのは不思議というほかない。