歌舞伎俳優の片岡愛之助さん(43)とタレント、熊切あさ美さん(34)の「泥沼破局騒動」を受け、インターネット上では「恋人との別れ方」を巡る議論が起きている。
片岡さんのように、恋人に電話で別れを告げることは一般的に「あり」なのか「なし」なのか。
「別れ話をする場所」2位に「直接会わずに別れる」
2015年5月31日放送の「上沼・高田のクギズケ!」(読売テレビ)で芸能レポーターの井上公造さん(58)が明かしたところによると、片岡さんは「今年3月に別れました」と井上さんに説明したという。電話で別れ話を切り出すと、熊切さんは最終的に「じゃあお任せします」と答えたといい、片岡さんの中ではこの時点で別れたものと解釈していたそうだ。
だが、熊切さんは5月29日放送の「情報ライブ ミヤネ屋」(日本テレビ系)の中で、涙ながらに「別れ話になったことはない」と破局を否定。約2年前から同棲しているという都内マンションには片岡さんの荷物も置きっぱなしだといい、困惑した表情を見せた。
主張が食い違ってしまった詳しい事情は分からないものの、この一件から、インターネット上では電話で別れ話をすることの是非が議論されている。ツイッターなどでは
「直接話すのが誠意」
「電話で別れ話って...情けない」
「別れる別れないを電話で済まそうとするのがそもそもダメ」
といった声は根強い。また、電話での別れ話すべてが悪いというわけではないが、同棲していたり結婚を意識する年齢であったりするならば「NG」とする意見も多くあった。その一方で、
「電話で別れ話なんて普通にある話でしょ」
「電話で別れ話とかありふれてるし、メールよりマシって思っちゃう」
「直接会って言うのは辛いから電話でってのはあると思う」
「電話とかメールとかLINEで済むなら...と思っちゃう...」
などと理解を示す声も少なくない。実際、「別れ話をする場所といえば?」という2014年のアンケート調査では「直接会わずに別れる」が全体の24.0%を占め、「車」に次ぐ2位にランクインしていた(アンケートサイト「みんなの声」/総回答数2万1012票)。電話のように、直接会わずに関係を終わらせることは一定の支持を得ているようだ。