歌舞伎俳優の松本幸四郎さん（72）がテレビ番組に出演し、私生活にまつわるギャグを飛ばしてスタジオを沸かせた後、神妙な顔つきで「2ちゃんねるに書かれる」といい、話題になっている。
当の「2ちゃんねる」でも幸四郎さんに関するスレが立ち、「いえーい、幸四郎見てる～？」「幸四郎は2ちゃんねらー」 などと盛り上がった。
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「２ちゃんねる」の影響力は今でも健在なのか？
「僕は彼女に非常識を教えました」
幸四郎さんが出演したのは2015年5月31日放送のフジテレビ系トーク番組「ヨルタモリ」。ドラマなどでは渋い二枚目役が多い幸四郎さんだが、娘の松たか子さんと司会の宮沢りえさんが親しく、自身も宮沢さんと共演した経験があるからなのか、リラックスした状態でのトークとなった。
宮沢さんのヌード写真集「サンタフェ」は置いてないのかと探すふりをしたり、宮沢さんのトークに「チャーミングだなぁ！」などと大げさに褒めたりした。さらに自分の妻は、医者の娘で芸能界については何も知らなかった、と打ち明け、
「僕は彼女から常識を学び、僕は彼女に非常識を教えました」
などと語ってスタジオを沸かせた。しかし途中で急に真面目な表情で、こう言ったのだ。
「こんな事を話していると、2ちゃんねるで色々書かれるから大丈夫かな？」
それを聞いたタモリさんは、
「どんどん書かれなさい。あれ、気にしていたら生きていけません」
と諭したのだが、幸四郎さんはそれには同意せず、
「でも視聴者は大事ですから」
とカメラを覗くような素振りをし、そっと頭を下げたのだ。この様子からネットでは、幸四郎さんは「2ちゃんねる」を見ているし、カキコミもしているのではないか、とうがった見方も飛び出した。