中国のインターネット通販大手「京東集団」は2015年6月1日、同社が運営するショッピングサイトで、中国人消費者向けに日本製品を専門に取り扱うサイト「日本館」を新設した。日本企業約300社が参加し、およそ3万点の商品を販売する。
発表資料によると、2014年の中国市場におけるネット通販世界トップ10企業の販売総額は4262億.6000万ドル(約52兆2594億円)に達し、国境をまたいだ「クロスボーダー電子商取引」も中国では6132億元(約12兆309億円)を突破した。一方で、中国人消費者の日本製品に対する購買意欲は、「爆買い」に象徴されるように高まっている。こうした背景から、京東では、2015年中には1000社以上の日本企業の出店を目指すとしている。