「では若者に死ねと言うのか」 高齢者の「年金減額取り消し訴訟」に現役世代が猛反発

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高齢者を支える現役世代の負担はどんどん大きくなる

   これは日本の年金が、現役世代が収めた保険料をその時の受給者への支払いにあてる賦課方式を取っているからだ。

   少子高齢化が止まらない限り、高齢者を支える現役世代の負担はどんどん大きくなる。2000年ごろは現役世代4人で高齢者1人を支えていたが、08年ごろから3人で、22年には2人で支えなければならない計算だ。

   全日本年金者組合など原告側は「若い人も高齢者も安心できる年金制度を!」と書かれた横断幕を掲げたり、会見で「若い人たちだってこれから先、自分たちの年金生活をよく考えてもらいたいと思います」と述べたりするなど、あくまで世代を超えて協力することを訴えている。

   しかし、訴訟に対し現役世代の反応は冷たい。ツイッターなどネットでは、

「今まで散々若者から色々な富を搾取してきたジジババ共が『もっと金よこせ搾取しろ』だってよ」
「払った金額よりも多額を受け取っておきながらこの厚顔無恥ぶり」

という不満が目立った。また会見で出たフレーズ「年寄りは死ねというのか」をやゆして、

「えっ?若者に死ねって言ってるの?」
「『では若者に死ねと言うのか』と返したくなる」

という声もあった。

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