ベテラン女性漫才コンビ「今いくよ・くるよ」の今いくよ(本名・里谷正子)さんが2015年5月28日朝、胃がんのため大阪府内の病院で亡くなった。67歳だった。
突然の訃報に驚きが広がる中、著名芸能レポーターが「らしくない」失態を犯してしまった。
細身の「いくよ」、ふくよかな「くるよ」
レポーターは29日6時44分、ツイッターに「本当に失礼な間違いをしました。申し訳ありません」と投稿した。
文面では何を謝罪しているのか分からず、前のツイートを見ても経緯が読み取れないため、フォロワーからは「どうなさったんですか?」「何を謝っているのかしら」といった声が寄せられた。
平謝りするのも無理はない。実はこの投稿の少し前、こんなツイートを投稿していた。
「おはようございます!今日は芸能ニュースがいっぱい。今井雅之さんに続き 、今くるよさんもお亡くなりになりました。辛いニュースばかりですが、...」
幸いすぐに間違いに気付いたようで、ツイートはほぼ拡散されることのないうちに削除された。弘法も筆の誤り、ということか、勘違いだったのか。
細身で濃いメークなのが「いくよ」、ふくよかな体に派手な衣装をまとっているのが「くるよ」――。見た目は全く似ていない2人だが、そっくりな名前がどうしても一瞬の混乱を招くようだ。過去には「ダウンタウン」の松本人志さんも自身のラジオ番組の中で「(どっちがどっちか)いっつも覚えられへんかった」と明かしていた。
加えて、くるよさんは2009年9月に持病の心筋梗塞が悪化して倒れ、手術を受けている。12月には復帰を果たしたが、多くの人の頭には「倒れた」というイメージが残っているのかもしれない。