競泳・冨田選手に有罪判決 カメラ窃盗事件

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   2014年9月に韓国・仁川で行われたアジア大会の会場で、韓国メディアのカメラを盗んだとして窃盗罪で略式起訴され、後に無実だと主張した競泳の冨田尚弥選手(25)に対し、仁川地裁は2015年5月28日、求刑通り罰金100万ウォン(約11万円)の有罪判決を言い渡した。

   盗まれたカメラは選手村の冨田選手の部屋から見つかった。冨田選手は当局の調べに一度は盗んだことを認め、略式命令を受けて罰金100万ウォンを納付し、帰国した。だが14年11月の記者会見で犯行を否定し、「アジア系の見知らぬ男にバッグを奪われ、カメラを入れられた」などと主張。これまでの裁判でも、検察側が証拠とする防犯カメラの映像が不鮮明だとして無罪を主張してきた。

   複数報道によると、判決では、防犯カメラの映像から第三者の存在は「確認できない」と判断。冨田選手が主張する、カメラが自分の部屋から見つかった経緯については「奇妙で信じがたい」とした。

   判決を受け、冨田選手は手にしたメモを見ながら「私の主張が認められず残念です。今は悔しくてたまらないというのが私の正直な気持ちです」などとコメントした。7日以内に控訴するかどうかを弁護士と相談して検討するという。

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