1年前から開発してきた
大手食品メーカーでは日清が「カップヌードルベジータ キャベツ&ベーコン」を5月25日に発売。同社によると、20~30代が野菜不足だというデータや「調理の手間をかけずに野菜をたっぷり食べたい」というヒアリング結果をもとに開発した。「1日に必要な量の3分の1の野菜が手軽においしく食べられる!」をうたい文句にしている。
テレビCMに人気漫画「ドラゴンボール」のキャラクターを起用するなど、若い男性を中心とする客層が中心となりそうだが、「女性を含めターゲットは幅広い」(同社広報)。
なお各社、新メニューは1年前から開発してきたとし、5月下旬に発売時期が重なったことは「たまたま」だと説明する。いずれにせよ消費増税の影響やコスト高に悩む中、女性客の取り込みがポイントになりそうだ。