SMAPの中居正広さん(42)がイベントの単独囲み取材でみせた「大人の対応」にインターネット上で称賛の声が高まっている。
中居さんは2015年5月26日、都内で行われた「コカ・コーラ ゼロ」のフルリニューアル発売記念イベントに出席。父・正志さんが亡くなったことを公表してから初となる生イベントとあって、一部記者からは正志さんに関する質問が何度も飛んだ。
「大変ですね」レポーターを気遣う場面も
主催者からはイベントに関する質問だけにするよう事前に「通達」があったそうだが、途中から、情報番組「直撃LIVE グッディ!」(フジテレビ系)の大村正樹リポーターが正志さんの話題を持ち出した。
中居さんは「ほんと芸能人になった気分ですね。イベントと関係ない話を聞かれて、スーツの人に連れて行かれる...みたいな」と冗談めかしたが、大村レポーターはなおも話を続け、「がんに対する思いは」と尋ねた。すると主催者側が用意していたオフィシャルレポーターが割って入り、商品に関する質問に「軌道修正」した。
このやりとりを見た中居さんは、
「今のいいっすねー!お父さんの云々って聞けるんじゃないかなーって時に『その質問は遮って!コカ・コーラの話に戻して-!』って言われたんだね。すっごいバトルでしたねー!」
とはしゃぎながら主催者とレポーターの仲を取り持ち、質問については、
「ずいぶん前の話なので僕ももう整理がついた。(亡くなってから)3か月くらいになるので、僕はもう全然大丈夫」
と明るく応じた。
時には、大村レポーターの肩に手を当てながら「大変ですね。間に挟まれちゃってるんだろうね。(番組司会の)安藤(優子)さんに言えって言われたの?うわー、これはかわいそうだねー」と気遣う場面も。終始「大人の対応」をみせ、報道陣の前を後にした。