「何か違和感あった」「久美子社長のお部屋が気になる」賛否分かれる
とはいえ、ディズニーとのコラボや、大塚久美子社長の若者向け情報番組への出演は、これまで高級路線を敷いていた大塚家具にしてみれば、かなり大胆、かつソフト路線への転換を強く印象づけたことは確かなようだ。
番組では、久美子社長自身がショールームを案内して、若い女性リポーターを相手に「~だよねー」とタメ口を試みるなど、少々「痛い」感じは否めなかったものの、インターネットには、
「大塚家具のディズニーインテリアめちゃおしゃれで可愛い。思ったほど高くないし!久美子社長やるやん」
「ディズニー家具かわいいよ? 」
「久美子社長のお部屋が気になる。こうなったら?大塚家具に住むしかないですね(笑)」
といった、好意的なメッセージが寄せられている。
その半面、
「きのうの『王様のブランチ』の大塚家具、何か違和感あった。社長には『この商品はこうなってるらしいです』なんて言い方はしないでほしいね」
「大塚家具の高級感とか一切なくて、ニトリとかIKEAでいいじゃんってなっちゃう残念さを感じる」
「いかにも女性の発想だなあ。『くまのプーさん』に『ミッキーマウス』のイメージにあう家具をディスプレーって、こりゃあかんよ」
と、失望の声もある。
なかには、
「いまやディズニーのライセンス商品なんてどこにでも並んでる。IKEAやニトリとは一線画す高級路線を貫いた方がいいと思うがな」
と、あくまで高級路線を支持する声まであった。
大塚家具の店舗売上高は、3月は前年同月に比べて37.8%の大幅に減少。4月も17.5%減となり、12か月連続で前年実績を下回った。
久美子社長は4月10日にも、同じTBS系のバラエティー番組「ぴったんこカン・カン」にVTRで登場するなど露出度が増している。経営権をめぐる騒動のイメージダウンの払拭に懸命のようだ。