2015年5月25日14時28分ごろ、関東地方で強い地震があった。気象庁によると震源は埼玉県北部で、深さは約50キロ。マグニチュードは5.6だった。地震による津波の心配はない。茨城県土浦市では震度5弱を観測した。
電車や飛行機などに遅れは出ているが、いまのところ大きな被害は出ていないようだ。ツイッターには「大きい地震でビックリした」「緊急地震速報の音に驚いた」など地震の影響を書き込む人が多い。
電車や飛行機は順次運転を再開
最大震度5弱を観測したのは土浦市常名。土浦市総務課によると14時50分の段階ではけが人などの情報は届いておらず、庁舎内で棚や物が倒れるなどの状況は確認できていないという。
土浦市以外では震度4を都内各地や埼玉、神奈川など関東各県で観測。電車や飛行機などに遅れが出ているが、一部路線を除いて運行を再開し始めている。
地震の発生直後、多くの人がツイッターに
「久々の大きい地震でビックリした」
「地震にびっくりして階段でこけた~」
「大き目の地震があると311思い出しちゃう」
などと投稿。
しばらく時間がたつと落ち着きを取り戻せたのか、
「地震のせいでCDの棚から2枚が!地震死ねよ」
「フィギュア倒れた」
などと周囲の状況を報告する投稿も目立ってきた。
揺れよりスマホの地震速報にビックリ?
発生の瞬間、記者がいた都内のスーパーでは棚から商品が落下するなどしたため、店内にいた買い物客や店員はすぐに揺れに気付いた。
しかしツイッターなどを見ると、揺れそのものよりも、スマートフォンが発するアラーム音に驚いた人が少なくないようだ。
「揺れにも驚いたけど、会社で一斉に鳴り出した緊急地震速報の音にビックリした」
「地震そのものより緊急地震速報で一斉に携帯なるほうに驚いた」
「電車が急停止したことより何より一斉に鳴った緊急地震速報に驚いた」
といった書き込みが数多く投稿されている。