「募金活動の善意、一円も届いていない」 亡くなったアイドルの母「告発」に所属事務所社長は...

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   闘病生活を続けながら活動していたアイドルの丸山夏鈴さんが2015年5月22日、肺がんのため死去した。21歳だった。

   芸能界やファンから追悼コメントが相次ぐ中、インターネット上では夏鈴さんの母親が投稿していたツイートが物議を醸した。ファーストシングル発売の募金活動を巡る所属事務所社長の対応を問題視したものだった。

  • 亡くなった丸山夏鈴さんのブログ(スクリーンショット)
    亡くなった丸山夏鈴さんのブログ(スクリーンショット)
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シングル発売支援に230万円集まる

   同事務所では14年10月、「事務所の利益にする事無く、丸山夏鈴ファーストシングル『Eternal Summer』を発売させ、その利益を全て丸山夏鈴とそのご家族に寄付したい」との思いから任意団体「丸山夏鈴応援募金」を設立した。

   その一環として、11月にはクラウドファンディング「CAMPFIRE」上でもファーストシングル発売に向けた募金プロジェクトを実施。支援者は金額に応じた特典(リターン)を受けることができるというもので、プロジェクトには目標額100万円を上回る約230万円が集まった。そして15年2月、夏鈴さんは念願の「Eternal Summer」をリリースすることができた。

   ところが5月22日、夏鈴さんの母親が募金活動後の社長の対応を問題視する内容をツイッターに投稿した。

「どうして夏鈴に会いにきてくれないのですか?クラウドファンディングのリターンも夏鈴のやるべき事は終わってるのに、社長の所で全てストップしています。メールをしても無視されて夏鈴が可哀想です。夏鈴はずっと待っていましたよ! 募金活動の善意も夏鈴には一円も届いてません」

   ツイートを見るに、支援者への対応や募金額の行方について疑問点があるが、社長と連絡がつかず不満を持っているようだ。続けて母親は、

「夏鈴ごめんな~ 夏鈴何にも悪くないのにママは守ってやれなくて、みんながリツイートしてくれるから社長気づいてくれると思うよ。いつでも社長を信じてアイドルしてきた夏鈴だから、約束は守ってほしいよね」

と夏鈴さんに呼びかけつつ、「社長!!! 電話お待ちしています」と連絡するよう強く求めた。

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