口を付けないと...「出したものが飲めないのか」
経営コンサルタントの大関暁夫さんもやはり、飲んだ方が良い、と語る。「常識的にはお茶やコーヒー、お茶菓子など出されたものに手を付けない方が失礼にあたります。懸念材料が増えます」とした。なぜなら相手方に「なぜ」と感じさせたり、気を遣わせてしまったりするからだそうだ。
「家族経営の会社」を例に挙げ、「奥様、娘様などが飲み物を出した場合、もしも口をつけないと『出したものが飲めないのか』ということにもなりかねません」とも話している。
「むしろ口にした後、『美味しいですね』などと感想やお礼を言い、関係を作って行く手掛かりにした方が有意義ですね」
さらに、諸事情で出されたものが口にできない場合も、正直に「ダメなんです」と打ち明ければ失礼にあたらないそうだ。
大関さんいわく「その方がお互い食い違いが起こらなくて良いと思いますよ」。