「支持します」「水族館で共闘して対抗してもいいのでは?」
田中館長の話は、各マスコミが「脱退示唆」などと見出しにとって取り上げたこともあり、インターネット上で大きな反響を呼んだ。
「和歌山へ行くことがあれば寄らせてもらうわ。支持します」
「いじめに泣き寝入りは良くない。水族館で共闘して対抗してもいいのでは?」
「他の水族館なども、同調すれば、繁殖などで協力も可能でしょう」
といった応援の声も相次いだ。
なお、脱退を視野に入れているのは「うみたまご」だけではない。
太地町から購入したイルカ3頭を飼育している「あわしまマリンパーク」(静岡県沼津市)の佐藤充館長は、J-CASTニュースの取材に応じ、
「日本のイルカの追い込み漁は、資源保護上問題のない捕獲枠で行われている合法なもの。決定してしまった以上は仕方がないことだが、納得できない部分もあり、残念に思う」
と不満をにじませつつ、
「今後については現時点では未定だが、ゼロベースで考えないといけないだろう。脱退も視野に入れて考えないといけない」
と語った。