診断書偽造、4年足らずで820日病休 上司や同僚は気が付かないものか

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「周りは何も言わなかったのか」

   いずれにせよ3年9か月の期間中、半分以上にあたる820日も病休が認められたことは驚きだ。ツイッターなどネットでは、

「820日もほっとかなくても、普通はもっと前に気づくだろう・・・」
「周りは何も言わなかったのか」
「上司とかが医師に聞き取りするだろうが、ずっと放置?」

と職場の同僚などから注意がなかったことを疑問視する意見が目立つ。

   こうした疑問に対し、市は「直近の診断書で初めて疑義が生じた。それまで提出された診断書などでは異変に気付けなかった」と説明する。

   ただ、実質上、3年9か月間にわたりほとんど勤務はしていなかったわけで、上司は本人に病状などを問い合わしたりしないのだろうか。

   市によると「上司が職員の家を訪問したり、電話で様子を確認したりはしていた」というが、病気休暇の申請に際し、毎回行っていた訳ではないという。周囲も何も事情を知らなかったのだろうか。

   病休中の仕事は周囲がフォローしていたという。なお個人情報に当たるため、職員の病名については公表していない。

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