弥生時代の日本にバジルがあった? 邪馬台国の有力候補地で「花粉」見つかる

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   邪馬台国の有力候補地とされる纒向(まきむく)遺跡(奈良県桜井市)で2015年5月22日までにバジルの花粉が見つかった、と奈良教育大の金原正明教授(環境考古学)らが発表した。

   花粉は1991年の発掘調査で、女王・卑弥呼の時代とも重なる3世紀中ごろの溝から検出された。以後、植物の特定は進んでいなかったが、金原教授らが現生のバジル花粉と比較し、判明した。

   バジルはインドや東南アジアなどが原産で日本に自生しておらず、中国大陸から持ち込まれたとみられる。

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