「速報1位」指原は、伸び率では負け組だ! AKB総選挙「投票総数3割増」を深読み

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山本彩「名前呼ばれなくて悔しいメンバーもいる」と涙

   地域別に見ても、差がくっきり出た。票数で見ると、「本店」AKB48が29.7%増の24万1091票、名古屋のSKE48が32.5%増の19万9387票、大阪のNMB48が10.9%増の6万4750票、福岡のHKT48が37.9%増の15万4225票。明らかにNMB48だけ伸び率が低いことが分かる。

   当然、これはランクインする人数(議席数)にも影響。80人圏内で見ると、SKE48が23人から26人、HKT48が14人から16人とそれぞれ人数を増やす一方で、14年は11人だったNMB48は8人にまで減少した。

   指原さんは、ツイッターで自らの1位を喜びながら、自らのグループについても

「てかHKTすごくてそれも嬉しい」

と触れた。

   NMB48からは、山本彩(さやか)さん(21)が52.3%増の2万2532票を獲得し、唯一選抜圏内の5位に入った。山本さんは人前でめったに弱音を吐かないことで知られるが、NMB48劇場での公演中に結果を知り、

「名前が呼ばれなくて悔しいメンバーもいると思う」

と涙を流した。

   ただ、14年の実績を踏まえると、速報段階で「開票」されるのは全体の2割強。例年同様、順位は速報から大きく変動するとみられる。

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