「目的としていたところとは異なる反響もあり...」
削除した理由について、NTTドコモの広報担当者は「さまざまな反響をいただき、トータルで判断して、非公開とさせていただきました」と説明した。
担当者によると、動画は14年にスタートした「ドコモメールストア」の認知拡大のために制作した。SNSやメッセージアプリが普及する中でドコモメールおよびドコモメールストアも含めてコミュニケーションに活用してもらえれば、との思いが込められていたそうだ。
抗議や批判が寄せられたわけではないが、「目的としていたところとは異なる反響もあり」(担当者)、最終的に非公開とすることに決めたという。ちなみに、恋敵の「あの子」はメッセージアプリ全般をイメージしており、特定の社のメッセージアプリを示しているわけではないとのことだった。
動画に対しては、「なぜこんな痛々しい手法を選んだの?」「ドコモの良さがまったく伝わらない」といったネガティブな反応も出ていた一方で、「おもしろい」「ユニークで良い」といった好意的な声も上がっていたこともあり、ドコモの対応には
「別に、何かを批判してるわけじゃないから良いじゃん...」
「動画自体は問題じゃないから別に残しておけばいいのに。イケてないなぁ」
と首をかしげる人も少なくない。
企業のWeb動画では、ルミネが15年3月に公開した「働く女性を応援するスペシャルムービー」がネット上でバッシングを受けた。ルミネは動画を非公開にし、公式サイトに謝罪文を掲載した。