浅田真央「現役続行」に警戒するロシア 「大人のスケート」で10代女王に対抗

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   フィギュアスケートの浅田真央がカムバック宣言。「大歓迎」の声が収まると「大丈夫なのか」の指摘が出ている。

   期待と不安の中の再出発である。

  • もう「ハーフハーフ」じゃない(2014年撮影)
    もう「ハーフハーフ」じゃない(2014年撮影)
  • もう「ハーフハーフ」じゃない(2014年撮影)

まさかのキム・ヨナ復帰?

   現役復帰の記者会見は2015年5月18日。200人を越える報道陣を前にファン待望の意思表示だった。

「自然に試合に出たくなった」

   昨年の現役続行「ハーフハーフ」発言から1年。この期間は、自分探しだったようだが、結局、それを充電の時として戻ることになった。決め手のひとつになったのが先輩にあたる伊藤みどりの言葉で、浅田は「継続は力、と言われました」と明かした。

   スケート界からは激励のコメントが相次いだ。男子の織田信成は「(浅田を)アイスショーで見るより現役で見たかった」と喜んだ。

   外国メディアも素早く反応した。

「とんでもない競争相手が戻ってきた。(浅田は)技術も芸術性も持っている選手だ」

とはロシア。現在の世界女王トゥクタミシェワ(18歳)ら10代のホープを育成中だけに警戒心は強い。

   韓国も同じだ。

「キム・ヨナのいない氷上に帰ってきた」

   そのキム・ヨナは18年の平昌冬季五輪の広報大使を務めているのだが、浅田カムバックを受けて「戻ったらどうか」との声が出ているという。浅田に勝てるのはキム・ヨナだけだ、と。

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