ニコ動が在特会のチャンネルを閉鎖 「なぜ今になって」と様々な憶測流れる

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   ヘイトスピーチが問題になった「在日特権を許さない市民の会(在特会)」がニコニコ動画に開設した有料の公式チャンネルが、規約違反があったとして閉鎖された。開設から半年も経った今になってなぜなのかと、ネット上で様々な憶測が出ている。

   在特会のチャンネルが2014年12月に開設されたときは、ネット上でも論議になった。ヘイトスピーチを繰り返す団体の言い分を垂れ流すのはどうなのかといったことからだ。

  • どんな放送でチャンネル閉鎖?
    どんな放送でチャンネル閉鎖?
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ドワンゴから規約違反による閉鎖の通告

   宇都宮健児元日弁連会長や村山富市元首相らが設立した「のりこえねっと」は15年1月、ニコ動を運営するドワンゴに対し、「差別を楽しむものが増えるほどドワンゴがもうかる」としてチャンネル閉鎖を求めた。しかし、毎日新聞の記事によると、ドワンゴの広報担当者は、次のように説明していた。

「公序良俗に反する言動は定期的にチェックしている。開設後、在特会の有料チャンネルではヘイトスピーチは見られず、現在は通常利用の範囲との判断だ。サービスの利用をやめるかどうかは各自に裁量があり、コメントする立場にない」

   ところが、ドワンゴ側は、5月19日になって在特会のチャンネルを突然閉鎖してしまった。

   共同通信によると、チャンネルの内容が、「公序良俗、一般常識に反する行為」などを禁じた規約に違反したからだという。具体的にいつのどんな放送だったのかについては、ドワンゴ側は「コメントできない」と回答した。

   一方、在特会もこの日、ホームページ上で、ドワンゴから規約違反による閉鎖の通告があり、チャンネルが削除されたと明かした。「具体的な説明は一切ありませんでした」といい、「現在状況を確認中です」としている。

   在特会のチャンネルが突然閉鎖されたことについて、ネット上では、様々な声が出ている。

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